2008.6.5
ラジオ収録な日。
スタジオに向かう途中、頭上で突然、けたたましい鳴き声がした。驚いてみあげると、ツイッ…と流線型の影が目の前を横切った。
つばめ!
その地下駐車場入り口の天井に並んでいたのは、8個のつぶらな瞳。顔つきのしっかりしてきたヒナたちが、じっと警戒するようにわたしを見下ろしていた。ああ、巣がある。もうこの季節なんだ。
だいじょうぶ。何にもしないから。
そう声をかけながら、おどかさないように、そーっとカメラを向けた。駐車場に入ろうとする車が、クラクションを大きく鳴らすまで、そのツヤツヤの真っ黒な瞳たちから目がはなせなかった。
