2007.10.23
ナレーションな日。
さて、日曜の博多話の続き。
すばらしいステージを観て、楽屋で楽しいひとときを過ごし、ステキなお土産までいただいて、大満足で地下鉄へむかったわたし。博多座は中洲川端駅と直結しているため、すぐに電車に乗れる。それも計算にいれつつ、20時45分には、劇場をあとにした。
ちなみに、福岡空港発・東京行きの最終便は、21時35分。中洲川端から空港まで、10分弱。余裕で間に合う…はずだった。
だが、しかし。
待てども待てども、電車がこない。おかしい。中洲川端からは、同じ方向で行き先が二手にわかれており、貝塚行きには乗らないようにと、タクシーの運転手さんも教えてくれた。けれど、来る電車来る電車、すべて貝塚行きばかり。…ひょっとして空港行きはもう終わっちゃったとか?!(¨;)
はじめは余韻にひたってのんびり待っていたわたしも、10分たち…15分たち…20分が経って21時をすぎた時は、さすがに焦りはじめた。ベンチから立ちあがり、ウロウロとホームを歩き回る私の目に、そのとき飛び込んできた看板の文字。
「福岡空港行きの地下鉄乗り場は、この階段下です」
ノオ〜〜〜〜〜ッ!!!(ノ><)ノ
それからは、もう終始猛ダッシュ!階段を駆け降り、電車に飛び乗って空港に着いたのが、21時20分。地下鉄出口と第1ターミナルは真逆の位置にあり、踵の高いブーツを呪いながら、全速力で走った。しかし、汗だくになりながら転がりこんだロビーは、それはそれは静かで薄暗かった。搭乗手続の機械の電源は落ち、出発ロビーにはシャッターが無慈悲にもおろされている。このときの心境、まさに、ああ無情。
タイミングよく通用口から出てきたCAさんをつかまえ、まだ出発まで10分ありますよね!?と息も絶え絶えに訴えた涙目なわたしに、彼女は気の毒そうに教えてくれた。搭乗手続の締め切りは、出発時刻の15分前なんですよ、と。
…そ、そうなんだあ。知らなかったあ。だって飛行機乗りなれてないんだもん。ぎりぎりかけこめる新幹線気分だったんだもん。そっかそっか。ま、しかたないか♪
…なんてあきらめられるはずもなくっ!!CAさんに食い下がり、緊急連絡を取ってもらった。だって明日はしっかり朝から仕事だもの。何としてでも帰らなきゃ!すると、そんなわたしの必死さが通じたのだろうか、なんと整備トラブルで出発が遅れているという。まさに、奇跡!(ノ_・。)
それから、彼女の付き添いのもと、またまた真逆の第3ターミナルまで走り、JALのカウンターで待つこと…30分f^_^;どうやら前の便が欠航になったらしく、その振り替え手続きにも時間がかかっているとかで、結局、最終的に飛行機が離陸したときは、22時半をまわっていたのだった…。
たくさんの偶然に助けられた帰り道。あまりにもスリリングすぎて、嫌な汗もいっぱいかいたけれど、非常時だったからこそ、人の落ち着きだったり優しさだったりが身に染みた。散々待たされて、疲れや苛々がピークなお客さんたちの、色とりどりな表情や態度は勉強にもなった。
感情のメーターが、これほど振り幅大きく動いた一日は久しぶりだったかも。初の博多・日帰りひとり旅、レミゼの感動とともに、忘れられない日になりそうだ♪
