2007.7.3
ラジオな日。
先日、京都にいったとき、
とびきりわたし好みの喫茶店を見つけた。
私語厳禁の店、名曲喫茶「柳月堂」
そう、その名のとおり、静かにじっくりクラシックを聴きたい人のためのお店。扉をあけると、部屋いっぱいにチェンバロの音色があふれていた。結構、音量がある!一瞬、コンサートに遅刻してこっそり入る迷惑な観客みたいな気分になったけれど、席に落ち着いてみると、みんな同じ目的でつどっているんだという暗黙の連帯感が心地よい。タバコの煙にげんなりすることもないし、大声のおしゃべりに気をとられることも、心乱されることもない。
じっと目をつぶって聴き入るおヒゲのおじさまや、本を読んでる青年、ご夫婦でいらしてるひともいた。ステージに見立てられた前方にグランドピアノが飾ってあり、その両脇にみたこともないような大きなスピーカーがある。お客さんはみな、ピアノに向かって座るようにテーブルが配置されているから、自然に聴く体制になる。
とにかく音が綺麗でびっくりした。まるで生演奏みたいに、臨場感たっぷり!朝から自転車で炎天下を走り回った身体のほてりが、音符のひとつひとつに冷まされ、ほぐされていくのがわかった。ロイヤルミルクティーも美味しかった♪
看板の手描き風なシンプルさも、綺麗すぎないレトロなつくりも、ステレオの素晴らしさも、リクエスト席に座っていた古ぼけたクマのぬいぐるみさえも、とても好感がもてる。
京都の「好き」を、またひとつ見つけた♪
今日読んだ本。
「負け犬の遠吠え」
