2007.2.4

 ゲーム収録な日。

 

 仕事のあと、俳協若手育成プロジェクト・若芽会の稽古場へ。芝居の途中に流れる声のお手伝いをするので、その収録をしにいった。本番がもう数日後にせまっているために、演出家である岩尾さんの口からも、ポンポンと厳しい言葉が飛び出す。見学していたわたしの背筋も、思わずシャキッとのびてしまう緊張感だった。

 何度叱られようと、怒鳴られようと、くらいついていく役者たち。繰り返される細かい演技指導。一丸となってステージを作っていくその光景は、普段わたしも作品作りに携わっているはずなのに、なぜかとても懐かしく感じた。また同時に、新鮮な気持ちにもなった。

 

 どちらがいい悪いではないし、何が正解というわけでもない。みな好きだからこの仕事をやっているはずだし、毎日が真剣勝負のはずだ。けれど、なんとなく恥ずかしくなったのは何故だろう。いつもの私たちの仕事現場にあるべきもの、何か根本的なものが、その稽古場にはキラリと光っていた。そんな気がした。