2006.11.12

 アフレコ2本な日。

 

 信号と目線の高さをあわせてみる。

 意外と、かわいい。
 まるで大きな目みたいだ。

 猫の目線、子供の目線、車椅子の目線、信号の目線。いろんな高さで一日をすごせたら、ずいぶん物の見方もかわるんだろうな。

 

 そういえば、子供のころ読んだ本のなかに、ある少女に恋をした赤信号のお話があったっけ。クレヨン王国シリーズだったかな…ああ思い出せないっ。

 「青だ!青に変われ!」

 少女を渡らせるために、ルール一辺倒だった頭の固い赤信号が、無理矢理、青信号を点灯させるシーンがあった。赤信号の叫びが聞こえるようで、そこを何度も何度も、繰り返し読んだ記憶がある。結局その赤信号はそのあと、故障したと見せ掛けるために自らペカペカ点滅し、取り替えられてしまう。でも悔いはなかった。恋する少女に自分ができることはそれくらいだったから。そして取り替えられるその瞬間、少女は信号にペコンとお辞儀をしてくれたから。

 「この信号、わたしが渡ろうとするといつも青にしてくれた気がしたの。だから、ありがとうっていいたくて。」

 不思議そうな友達に、彼女はこんな風に話していた気がする。……ああっ、思い出した!クレヨン王国の涙シリーズ、じゃなかったかな!?うあ〜っ、無性にクレヨン王国シリーズを読み返したくなってきた!大好きなシリーズだった。全巻そろえて、夢中になって読んでいたっけ。

 

 …実家に帰ろうかな…(。。;)