2006.11.11
川崎へ、金子みすずさんのお芝居「最期の写真館」を観にいく。わたしのパパ、トニー・ソプラノこと、池田勝さんが客演されている関係で、誘っていただいたのだ。
わたしの大好きな詩人のひとりである彼女の、自ら命を絶つ直前のシーンからはじまるこの芝居は、ほぼ全編がひとり芝居。そして、ピアノと二胡の生演奏に合わせて、みすずさんの詩に曲をつけたオリジナルの歌を、切々と歌いあげる。音楽劇に近いものだった。
童謡詩人ということで旋律も優しくわかりやすいものばかりだったし、主演の女優さんの歌声がわたし好みだったこともあって、夢中で聴き入ってしまった。そしてなにより、みすずさんの詩の世界の奥深さに、あらためて驚かされた。
「蜂と神さま」って、こんなすごい詩だったんだ。音楽とともに聴くと、ぐんぐんズームアウトしていく様が見えてくる。果てしない宇宙が小さな命とリンクする瞬間、軽い衝撃をおぼえたほどだった。
久しぶりにみすずさんの詩集を読み返してみよう。そんな気分になった、贅沢な夜だった。
あ、写真館の主人役のパパも、もちろん素敵でしたよ♪(^O^)/
