2006.11.10

 アフレコな日。

 

 鍵を落とした。

 仕事を終えて、ウインドウショッピングついでにニットを買い、事務所にいって台本をピックアップし、近所のコンビニに寄ってサラダやジュースやゴミ袋なんかまで買って、疲れ果ててマンションの入口までたどり着いたら…あれ、鍵が見当たらない!?これは、想像以上に、ものすっごい絶望感である。

 

 鍵をなくすなんて初めてだ。今日の道筋をたどろうにも、あまりにもあちこち移動しすぎていて、見当もつかない。合い鍵をもっているのは母だけだけれど、これらの荷物をかかえて電車に乗り、横浜に帰る気力もない。仕方なく管理会社に電話して、警備のひとに開けてもらった。

 部屋はもちろん、マンションの入口にすら入れない。オートロックは便利だけれど、こういうときはその安全性すらうらめしい。自分の家に入れないなんて!警備会社の人がくるまでのおよそ20分間、ビニール袋や荷物をかかえて所在なく待っているその時間の、心細いことったらなかった。

 ふと、鍵っ子だった子供の頃をおもいだした。鍵を忘れて学校から帰ると、決まって玄関前にしゃがんで、母の帰りを待っていたっけ。あのときの気持ちに、少し似ていた。

 

 それにしても、本当に残念なのは、鍵そのものよりも、キーホルダーのほうだ。大学時代、オケのコンミスの友達が、最後の演奏会のあとプレゼントしてくれたもの。革製の、小さな本のカタチをしていて、表に筆記体でSAYAKAと焼印がはいっていた。もうすっかり汚れてしまっていたけれど、気に入っていたのになあ…(ノ_・。)

 ということで、いまのキーホルダーは、レジェンド オブ フェニックス。これはこれで、なかなか緊張感がある…♪