2006.6.28

 アフレコな日。

 

 ランチに入ったラーメン屋さん。となりのテーブルは、スーツ姿の若者達だった。スーツが窮屈だといわんばかりの大柄で、声も大きい体育会系。それが6人集まって、会社のことを声高に話している。賑やかで元気で、エネルギーがあふれんばかり!

 やがて彼らが注文したラーメンがきた。すると、あれほど騒がしかったのがピタリと静まったかとおもうと、みな一心不乱に食べはじめた。

 

 なんのことはない光景だったのだけれど、そのシンプルさと力強さに圧倒された。その真剣さといったら!たとえばこれが女性同士だったら、なんとなくシーンとしないようにと、会話があるだろうとおもう。けれど、彼らはいまや、ラーメンと一対一の世界に没頭している。さっきまでの騒がしさが嘘のようだ。真剣そのものの、そのわかりやすさが何だか微笑ましかった。

 シンプルであること。
 まっすぐであること。
 そしてそれを恥じないこと。

 ラーメンの食べ方はともかく、わたしが好ましく思う人の要素はこれなんだなあとぼんやり思った。

 

 あ、あと、思いやりの意味を知っている人。男性でも、女性でも。