2006.6.26

 取材とアフレコな日。

 ふと、店先に並んだ花が目にとまった。それは、向日葵とりんどうのブーケだった。

 

 …向日葵とりんどうのブーケ!
 その組み合わせを今まで見たことがなかったのが信じられないほど、それはしっくりと心になじんだ。わたしはしばらく目がはなせなかった。

 どんよりと曇った空の下、爽やかな色彩を放つ。そのすがすがしさに思わずハッとした。そして、このハッとする感覚を、ずいぶん長い間忘れていたことに気付いた。

 

 向日葵とりんどう。
 渇いた胸に、ひとしずく。