2006.6.1

 すごらじ最終回の収録と、アフレコな日。

 スタジオに朝8時に入る。わたしたちの仕事にしてみれば、異例の早さだ。事務所から正式に連絡がきたわけではなかったが、前日の夜、スタッフさんからの連絡で、普段の10時入りではとてもメールを読み切れないとわかり、涼さんと自主的にくることを決める。朝5時半にベッドから出る。結局眠れなかった。

 

 見慣れたスタジオで私達を待っていたもの。
 みんなからのたくさんの花束。プレゼント。
 やまほどのお酒やお菓子やパン。
 いくつもの段ボールに入ったゼリー。

 そして、1000通を越える、メール。

 

 泣かないと決めていた。「すごらじ」だからこそ、最後までしっかり笑顔の声を伝えたかった。でもダメだった。EDでの、スタッフさんからのサプライズにはこらえきれなかった。悔しい…(ノ_・。)

 終わると伝えられてから、毎週みんなからのメールを選んでいるときに涙目だった気がする。2年の密度の濃さに、改めて驚かされた。昨日は、やまけんさんや涼さんとメールをしながら、ひとしきり泣いた。いまのうちに泣いて泣いて、すっきりラストの収録にのぞむつもりだったからだ。

 話したいことは山ほどあったけれど、いつもどおりこそがすごらじに相応しいのだと思い直した。特に言葉を選ばなくても、普段どおりのお喋りで感じ取ってもらえる。伝えられる。そう信じて。

 

 初めての1時間越え。CDに収まるぎりぎりの73分と、リスナーのみんなの名前を全部読み上げた、おまけの20分。名前を呼びながら、なぜだかひとりひとりの顔が目に浮かぶような気がした。顔も知らない日本中の、そして海外のリスナーさんたち。小学生もいた。60代の方もいた。親子で聴いてくれていたひと。夫婦で楽しんでくれていたひと。やわらかな温度を肌に感じながら、心をこめて名前を呼んだ。

 

 ありがとう。

 世界でいちばん、すてきな言葉だとおもう。

 

 写真は、カレイドスタッフからのサプライズ・プレゼント。みんな忙しいはずなのに、どれも時間をかけて、心をこめて描いてくださったものだとわかる。

 ありがとうございました。愛をこめて!