2006.5.5
アフレコと衣装探しな日。
世間は、どこもかしこもゴールデンウイーク、らしい。いままでにない快晴が続いているのもあって、見慣れた街がいつもより浮ついてみえる。人が違う。空気が違う。街の色を変えるのだ。特別な休日はいつも。そしてわたしたちはいつも、その色には染まれない。
ときどき、ふとした瞬間に、どうやって人と会話したらいいのか、わからなくなるときがある。それは、毎日ごく自然に入眠していたのに、突然どうやって眠ればいいのかわからなくなるときと似ている。落ち着きなく寝返りをうちながら朝を迎えてしまう、あの感じ。
そういうときにいつも思う。自分は何も変わっていない。嫌われるのが怖くて、オドオドとうつむいて黙り込んでしまう自分は、話し下手で人見知りな自分は、決して消えはしない。
ただ、そういうときの自分に、以前より落ち着いて対応できるようになったのかもしれない。ただただ、困ったな、とおもうこと。あ、いまきたな、と受け止めること。でも、それ以上にもそれ以下にも持っていかないこと。必要以上に焦って頑張ろうとすれば余計にはまり、黙ってひたすら落ちこんでいたら、抜け出せなくなるのはわかっているからだ。そして、そういうときに笑おうと作る笑顔の、そのぎこちない悲しさも。
根本的なところはかわらない。かえられない。でも受け入れてみたらたぶん、その先があるんだとおもう。
日々の小さな繰り返し。
その積み重ねがすべて。