2005.11.21

 アフレコと撮影の日。

 ふと通り掛かった、閉店間際の「梅の花」で、梅セットを買った。名物の豆腐しゅうまいや豆腐田楽などが入った、わたしのお気に入りだ♪

 

 すると、売り子のおばさんが、「よかったら…」と近くに積んであったパックをひとつ手にとった。大きな揚げしゅうまいがふたつ入ってる。もうすぐ閉店だから、ぜひこれもとおすすめされるのかな。わたしはそうおもって、一瞬身構えた。すると、

 「サービスでお入れしておきますね。美味しいですからぜひ召し上がってみてください。」

 といいながら、レジをとおさずポンと紙袋に入れたのだ。あ、ついでにこの蟹しゅうまいもおまけにどうぞ。続けて別の山からまたひとパック取上げるおばさんを、呆気にとられてながめながら、わたしは恥ずかしかった。いくら閉店ぎりぎりで、品物をあまらすのはもったいないからだとしても、それはまぎれもなく、おばさんの好意だった。いやらしい考えかたをして、ごめんね、おばさん。

 ありがとうございます。おいしくいただきます。わたしは、深々とお辞儀をして御礼をいった。すみませんでした、の気持ちも込めて。

 

 おまけのしゅうまいたちは、どれも、とびきりおいしかった。