2005.7.19
ラジオの日。
連日のイベントにくわえ、昨夜駆け付けた平原綾香ちゃんのステージの余韻が、いまだに残っている。
本当にすばらしかった。何度も泣いてしまった。
17時30分開演だったので、間に合わないかも…と半ば諦めかけて、昼間あーやにメールした。すると、「間に合わなくてもきてください!終わってたら楽屋に来て下さい!」と熱いメールが速攻かえってきたのだ。これはいかずにはいられない。ということで、浴衣姿のまま、かんざしだけをシンプルなものにつけかえ、イベントが終わるやいなや、バリオホールを飛び出した。
わたしが恵比寿ガーデンホールに駆け付けたときは、ちょうどライブも佳境で、スタンディングパートに突入する直前だった。ああよかった、間に合った!先に来ていたベイのディレクターが、息を弾ませて飛び込んで来た私にソッと耳打ちした。
「途中の質問コーナーが30分もあったのよ。それが短かったら、もういまとっくに終わっているわよ。」
…そうだったのね、あーやに感謝!おかげで、「Jupiter」はもちろん、このまえ番組で取り上げた「Eternally」 も聴けた。そして、バックミュージシャンとしてツアーに参加していたお姉さんと、プロであるお父さんとの、アルトサックス3重奏も特別に披露してくれて、大感激!
途中、ちょっとしたハプニングがあった。ジュピターを朗々と歌い上げた後、ドラマ「優しい時間」の主題歌にもなった「明日」を歌ったときだった。アコースティックギターの伴奏で、ささやくように歌い始めたあーやの声が、みるみるうちに湿っていったかと思うと、涙で詰まって歌えなくなってしまったのだ。もう泣かない、というこの曲のサビに反して。
結局彼女は、演奏をバックに、一番丸々泣き止まなかった。マイクの前で静かにしゃくりあげるあーやは、とても可憐だった。
わたしは忘れない。泣きじゃくるあーやを励ますように、客席から静かに流れ出した歌声の響きを。家族とは、血のつながりだけをいうのではないことに気付いた、という彼女の言葉を。絆、ということばの美しさを。ステージのうえで、あんなに豪快に鼻をかんだアーティストを、わたしは初めてみた。
ステージ終了後、ロビーで開かれた会場打ち上げで久しぶりに会ったあーやは、嘘みたいに小さい普通の女の子だった。けれど、さやかさんの声ちゃんときこえたよ、といってくれた優しい笑顔は、なんだかまるでミューズみたいで、とてもきれいに見えた。
あーや、お疲れ様でした。すばらしいステージをありがとう。