2005.7.2

 オーディションとアフレコの日。

 わたしは、黒ざとうのお麩とか、白玉とか、酢こんぶとか、昔からある単純なお菓子が大好きだ。そのなかのひとつに、梅ミンツがある。あの細かいコロコロした赤紫色の粒たちを、ざらざらっと口に含むのは快感である。いかにもつくりものめいた、梅の甘酸っぱさもたまらない♪

 最近見なくてさみしいなーと思っていたら、コンビニでいきなりみつけてしまった。昔はプラスチックの小さな透明の箱に入っていたのだけれど、棚に置いてあった梅ミンツは、よくみるアメのようなペカペカした袋にはいって売られていた。ああ、いまどきっぽい。味は変わらずともスタイルはかわっていくのねと、ちょっとしみじみしながら手にとった。

 

 うちに帰って、早速手のひらにだして食べる。ん〜これこれ!なつかしいなあ。子供の頃によく食べたものの味は、心のそこからホッとするものだ。嬉しくなった私は、昔よくやったように、上を向いて、一気にほうばろうとした。そのとき。

 ・・・・ああ無常。梅ミンツはわたしの口に届く前に、ばらばらと勢いよく部屋中に飛び散った。不器用もたいがいにしてほしい。カーペットのそこかしこ、一面に転がる梅ミンツ。これはこれできれいだなあと、脱力しながらぼんやり思ったわたしなのだった・・・バカ・・・(T-T)