2005.5.30

 アフレコとナレーションの日。

 ナレーションブースのなかで、プロデューサー待ちの時間が30分ほどあった。そのあいだに、夢を見た。

 

 どこか広い広い草原で、ぽつんとあらわれた高い非常階段を、ただただひたすらのぼっていく、そんな夢。わたしはなにか重大な秘密を握っていて、それをどこかに届ける使命があった…らしい。

 うつらうつらしていた時間はほんの数分だったはずなのに、ハッと気付いた瞬間、どこにいるのかわからなくて、数秒かたまってしまった。(この数秒間って、いつもながらこころもとなく、自分が誰だったかすらわからなくなっているような、空恐ろしさがある!)

 現実に戻ってからも、妙にリアルな夢だっただけに、わたしの使命はどうなったんだろうと気になって仕方がなかった。

 

 こういう時ってきっと、自分の心のかけらをほんのすこし、夢の世界に置いてきちゃったんだなあとおもう。