2005.5.24

 「エマ」最終回アフレコとオーディションの日。

 

 「はい、Bロールいただきました!お疲れ様でした!」

 

 ディレクターの声を受けて、お疲れ様でした〜と口々に答えながら、スタジオのなかでは、自然に拍手がわいた。あたたかい拍手だった。

 

 ワンクールは、みじかい。それはどの作品であっても感じる。でも「エマ」は、ほんのワンクールという制約の中で、深く、密度の濃い時間を、ゆっくりと体感させてくれた。稀有な番組だったとおもう。

 

 決して出番は多くなかったけれど、わたしはこの作品の一員であることが、とても誇らしかった。

 

 森薫先生が直接手渡してくださったブーケを部屋に飾りながら、改めてそうおもった。