2005.5.1

 長尺アフレコの日。タイトルは「エボリューション」。金曜ロードショーでオンエアされるもの。久々の地上波だ。

 

 だがしかし!今日のヒットは、アフレコとはなんの関係もない。なんといっても「店長」との出会いである!「店長」といっても通称で、本人はまったく働くことなく、ひたすらグテーッと眠りこけていたのだけれど。

 

 昼休み、一時間の休憩の間にみんなそれぞれランチを食べにいく。わたしも何人かと一緒にあちこち歩き回り、GWでもやっている数少ないお店の中から、小さな洋食屋さんをみつけた。お客さんはわたしたちだけ。シンプルで静かなお店。そこにいたのだ、その「店長」という名の、フワッフワの無茶苦茶カワイイ猫が!!

 

 「店長」専用なのだろう。棚のまわりには毛だらけのおもちゃが散乱しており、その真ん中にしなやかな肢体をおしげもなくさらしていた。わたしはランチを注文し、トイレに立ったらいきなりその寝姿に遭遇したので、歓喜の声を上げてあわてて席に戻り、携帯を握りしめて「撮影してもいいですか!?」と、マスターや奥さんに許可を求めた。

 

 …もうっ、かわいいったらない。どれだけいじりたおそうが話しかけようがシャッター音をひびかせようが、いっこうに目を覚まさない。スースーと寝息を立てている。それをいいことに、よいしょと寝返りを打たせたり、わたしの手をだっこしてもらったりと、好き勝手なポーズをとらせては、夢中で携帯カメラのシャッターを切っていた。その間にとっくに注文の品がきていたのは、いうまでもない。

 

 前日の飲み会の影響で、ほとんど眠れないままのぞんだ長尺のアフレコは、丸々12時間かかった厳しいものだった。けれど、あの「店長」とのスキンシップのおかげで、エネルギーチャージができた気がする。

 

 こころが元気になれる出会いをした日は、どんなに体が疲れていてもすがすがしい気持ちでいられるものだ。アフレコ後の焼酎は体にしみわたり、もちろんとびきりおいしかった。ありがとう、「店長」!これからあのスタジオで仕事があるときは、かならず会いに行くからね。