2005.4.3
生まれて初めて、ブルーノートにいった。
表参道・骨董通り。場所も名前もしっていたけれど、なにせジャズバーの老舗。大人の場所というイメージがつよすぎたのもあって、今までなかなか行く機会に恵まれなかった。
初めて足を踏み入れたブルーノートは、入口の下り階段こそドキドキしたものの、思ったよりもずっとラフで、気楽な雰囲気だった。なんだかホッとする。ステージまでの距離も近い。
アーティストは、小曽根真(p)・伊藤君子(vo)with NO NAME HORSES。やっぱり、生バンドはいい!ところどころアドリブを聴かせながら、思い思いの、しかし見事に統率のとれたメロディーをつむぎだす。なんて楽しそうに演奏するんだろう。まるで夢中で遊んでる子供の無邪気なキラキラが、そのまま音にのっているようだ。
楽しくて嬉しくてたまらない。そんな空気を感じるステージを目の前にすると、わたしはつい涙ぐんでしまう。そして、あの場所にいきたい、メンバーと同じように熱い気持ちを感じたいと、強く願わずにはいられない。
ステージもそろそろ終盤をむかえる頃、ちょっとしたハプニングがあった。あるミュージシャンが突然乱入したのだ。
プライベートでお客さんとしてきていたらしいので名前は伏せるが、バンマスとも仲がよいらしく、アルコールのはいったピンク色の顔で「んじゃ、おまえらGコードで!」とバンドに指示をだし、ノリでブルースを一曲歌ってくれたのだ。客席の沸いたことといったらない!思いがけない有名人の登場に、みんな大喜びだ。
ステージでみせた彼の、まわりをまきこんでしまう力強いオーラもさることながら、アドリブでセッションできるジャズのフレキシブルさがうらやましかった。あんなふうに音楽が出来たら、どんなに気持ちいいだろう…!
SWEET LOVEというシャンパンベースのカクテルをお代わりしながら、いつまでも音楽に酔っていたい日曜の夜…♪
