2004.12.19

 最近読んだ本。

 

 恩田陸「真夜中のピクニック」

 高校のとき、剥き出しの自分のまま、友達と過ごした時間。ダラダラと無意味なおしゃべりをしていた放課後の教室や、足のうらに感じる校庭の渇いた土の感触や、非常階段でお弁当を食べていたときにかいだ風の匂いや、地下倉庫のドーランとほこりのまじったひんやりした空気。大丈夫。忘れていない。わたしのなかに、ちゃんとそれらの記憶が眠っている。彼等とともに延々と歩きながら、それを実感することできた。

 

 「ぶたぶた日記」

 「ぶたぶた」

 「ぶたぶたの休日」

 「刑事ぶたぶた」

 「クリスマスのぶたぶた」

 このぶたぶたシリーズは、ファンのかたからのプレゼント。楽しみました、ありがとう♪わたしも山崎ぶたぶたさんに会いたい。会って一緒に食事をしたり、駅で牛乳を立ち飲みしたり、ギューッと抱きしめたい。さらりと読みやすく、ほんのりしあわせになれるシリーズ♪

 

 桐野夏生「柔らかな頬」上巻・下巻

 わたしにしては珍しく、読むのが辛かった2冊。なんというか、それぞれの心情の変化は丁寧で印象深いのだけれど、「救い」がなくてきつい。読み始めたからには投げ出したくはなかったので読み切ったが、どっと疲れてしまった。心の体力がちゃんとあるときじゃないと、落ち込んでしまうかも…f^_^;

 

 そしてただいま「天使の梯子」を音読中。池田昌子さんの朗読会に影響されたのもあって、いざトライしてみると、びっくりするほど難しい。しかも時間がかかることといったら!しかしこれはのりかかった船。やるからにはやりぬいてみようと、夜な夜なひとり朗読会をひらくわたしなのだった…。