2004.12.11
池田昌子さんと二木てるみさんの語りの会へ。
毎年北鎌倉で開かれる会とは、まったく趣の違う今回のイベント。場所は表参道のロシア料理のお店だった。
ひとりであちこちいくのには慣れている私でも、案内されたのがいわゆる個々の座席ではなく、何人かで囲むテーブル席だったのは、ちょっとドギマギしてしまった。周りはお友達同士できているひとがやはり多く、ひとりだとかなり手持ち無沙汰…。隣の人にでも話し掛けてみようかと少し迷ったが、根が小心者なのでくじけてしまったf^_^;
会は、オープニングの見せ方から趣向が凝らされ、効果音はときおり流れるピアノやアイリッシュハープの生演奏。円覚寺の幻想的なシンセサイザーや素朴なアコースティックギターとはまた一味ちがう。けれど、瞬く間に朗読の世界へ引き込まれる感覚は、かわらず心地よいものだった。
川上弘美さんの作品は、シンプルで叙情的な文体とカタカナ使いの絶妙さが好きで、どちらかといえば目で楽しんでる方だったのだが、今回新たな魅力を発見できて嬉しかった。なんて甘美で悲しいんだろう。なんて切なく愛おしいんだろう。体温や風の匂いが伝わってきてゾクゾクした。
いつかわたしもやってみたい。こんな気持ちになれる朗読を。ティータイムに出されたチョコレートケーキは甘すぎて残してしまったけれど、こころにあたたかい満腹感を抱えて、お店をあとにしたのだった…。
そうそう!お店の外で声をかけてくれた可愛い女の子たちよ。とてもうれしかったです。ありがとう♪