2004.11.20
彼女と出会ったのは、小学2年生の頃だった。
わたしは男の子を追いかけ回すくらいのおてんばで、彼女はおとなしいはにかみ屋さん。わたしたちはいつも一緒にいた。どこへ行くにも、何をするにもふたりだった。「親友」と認め合い、おそろいのジャンパーを着て、おそろいのキーホルダーを持っていた。お互いの家を、まるで自分のうちのように行き来しては、同じ時間をすごしていた。
わたしが中学を受験したことがきっかけで離れ離れになり、高校・大学・社会人と時間がたつにつれ、少しずつ疎遠になっていった。会うこともほとんどなくなった。誕生日も忘れたことはなかったけれど、いつしかカードも贈り合わなくなった。それでもやっぱり彼女は特別な存在で、こころのどこかに常に息づいていた、大切な友達だった。
久しぶりに会った彼女は、あの頃と変わらない笑顔で、でもよりいっそう美しく輝いてみえる。涙とは無縁の、笑顔のたえないハートフルなウェディングだったのに、10年ぶりに彼女のおじさまの変わらぬ穏やかな微笑みを前にしたとき、思わず熱いものがのどの奥からこみあげてきて止まらなくなった。
みゆ、今日の日を、ありがとう。そして、こころから、おめでとう。
純白のシンプルなウェディングドレスをまとって、愛する人と微笑みあうあなたは間違いなく、いま世界中でいちばん、いちばん美しい。