2004.6.29

 「ちいさいおうち」「おじさんのかさ」「アイスクリームの国」「ぐりとぐら」…

 

 りすや熊や鹿はわかる。亀もヘビもとかげたちだってありだ。でも、かにやワニやフラミンゴが、森にみんな住んでいるのはどうだろう。

 

 懐かしい絵本をゆっくりめくりながら、ふとこんなつっこみを心の中でしてしまう自分に、ふと気付いて苦笑する。やっぱりあの頃より、おとなになっているんだな。

 

 京都を歩いていて偶然みつけた、居心地のよいカフェ。屋根裏にでも続いていそうな、急でミシミシ鳴る小さな階段。木造の壁や低い天井、いたるところに無造作に飾られた、たくさんの絵本たち。外の暑さと喧騒がうそのようだ。小さくて静かで、幼なじみの友達の家を訪れたような、レトロな空間。

 

 またひとつ、ただいまといえる場所が、この街にできた。