2004.6.7
ときどき、歌う。
無心に歌う。とりつかれたように歌う。
呼吸するのを思い出したかのように。何かを取り戻すかのごとく。
日常と日常の隙間に、ふと説明のつかない感情がこみあげてくるとき。それが、かなしみなのかよろこびなのかわからないまま、あふれてくる何か大きな感覚のかたまりに、たまらなくなって叫び出しそうになるとき。そういうときは、カラオケになんていかない。窓と扉を締切り、おとなりさんに心で詫びて、部屋で一人、気の済むまで歌うのだ。
不思議と、そういうときに歌う曲は決まっている。大好きな音楽座ミュージカル「しゃぼん玉とんだ宇宙までとんだ」や「とってもゴースト」のテーマソング。そしてbayfmのわたしの番組にもゲスト出演してくれた、SMOOTH ACEの「やさしい手紙」。
それらを、ただただひたすら、繰り返し歌い続ける。聞かされているほうはいい迷惑だろう。ごめんなさい、ごめんなさいと思いつつも、あふれだしたらとまらない。
「たとえば流れ星みつからなくても、いつの日か夢は叶う、輝く心あれば…」
「翼広げればいい、あとは風にまかせ…」
「幸せな日々がおとずれますようにと…」
これもひとつの、わたしのバランスの取り方。