2004.2.11
笑うとき。
人は思いがけず、いろいろな面がみえる。
理想の男性像はと聞かれれば、おそらく真っ先にあがる条件が、「笑顔のすてきさ」だろう。
顔のつくりの美醜に関係なく、笑顔というのは、その人のもつ内面を、意外に多く伝えるもの。ハッとするほどリンと綺麗な女性が、ガッハッハと笑いとばしたら、もうそれだけで印象はかわるし、笑った途端に、内側の「無理なかんじ」がにじみでてしまう人もいる。
トレンディ俳優のような端正な顔立ちなのに、笑うとどこか下卑た印象が前面に出てきてしまう人に会ったことがある。のちによくよく話を聞くと、相当女性関係に問題がある人だとかで、ああやはりわかってしまうものなんだなあと、やりきれない気分になった。
逆に、うんとクールな人がクシャッと笑うと、少年のような無邪気さがのぞいたり、気取っているようにみえたひとが、うんと素朴であたたかい笑顔を見せたりすると、ドキリとさせられる。
困った笑顔、さみしい笑顔、つらい笑顔、こちらを探る笑顔、そして作り笑い…。もちろん、出てくる笑いなんて、シチュエーションによって様々だけれど、見ていて気持ちの良い、ストレートな笑顔というのは、やはり素敵だ。
自分で気付かないうちに、自分のなにかが出てしまう。運転中や食事中もしかり。自分が見ているように、自分も見られている。自分が気付くように、自分も気付かれているのだろうか。
笑顔が伝えるものは、やはり「こころの笑顔」でありたいと思う。
人間の感情なんて複雑だけれど、たとえば、ふわりと咲く花のような、澄みきった青空のような、気持ちのよい笑顔でいたい。