2004.2.7

 B-DASHのGONGONさんに会った。

 

 B-DASHは、ジャンルはと問えばパンクになるんだろうが、ファッションパンクというか、なんとも心あたたまる曲を書く。

 歌詞だけ見ていても、ああ優しい人なんだなあというのが伝わってくる。彼等特有の「めちゃくちゃ語」も、目に楽しく、耳に心地良い。コブラツイスターズをふと思い出させるほっこりサウンドは、かなりわたし好み♪

 GONGONさん本人は、あきらかに変わっていて、でも癒し系で、テンションが高く礼儀正しく、好奇心旺盛でなまずひげのキュートな、最高に面白い人だった。

 収録の合間に、わたしが真剣におしゃべりに夢中になるのは珍しい。通勤時間や出勤時間をまじめな顔で聞いてきたり、マリオを100面以上クリアしたらどうなるか話をしてくれたり、テープが回っていないところでも話はつきなかった。

 たのしいっ!こういう高揚感はたまらない。ひとりでナレーションしているときにも、絵に合わせて芝居をしているときにも得られない、独特の興奮。

 

 このラジオ番組のディレクターが、業界誌「ぎゃらく」2月号の、「PERSONARITY図鑑」というコーナーで、わたしのことを取りあげてくれた。

 30分ほどの、なんだか改めていろいろ聞かれると気恥ずかしい電話インタビューをふまえて、彼女がまとめてくれたわたしの記事。それはなんとも新鮮に、わたしの胸を打った。

 「演じることが自己表現の道だと思っていた。でも素で勝負するミュージシャンたちとの出会いが、彼女を大きく変えたようだ。」としめくくられた文章には、アニメ誌などのインタビューでは決して書かれないであろうわたしの姿が見えるようで、思わず何度も何度も読み返した。

 はじめはあんなに恐怖と緊張しか感じなかったこの仕事も、気付けばこんなに楽しめるようになっている。

 自己表現の仕方は、自分が思っているよりも、うんとたくさんあるものなんだと、改めて思う。

 これからも、柔軟でありたい。誠実に。そして恐れずに。