2004.2.6

 現場は、おなかがすくもの。

 

 ということで、できるかぎり、お菓子やみんなでつまめるような軽いものを、アフレコ現場に持っていくことにしている。

 普段、お菓子はほとんど買わないため、ここぞとばかりに、見たことのないものや、限定商品なんかを手にとってみる。

 ひとりで食べるには多くても、ひとつふたつつまむ程度でなら、食べてみたい。そんなお菓子はたくさんある。冬は特に、チョコレート菓子の種類がグンと増えるため、選択の幅が広がって楽しい。

 たまに、子供の頃よく食べていたものなんかを見付けると、「現場のため、現場のため」と、ついつい買いこんでしまうのだ。

 

 「現場用お菓子探索」のクセがついてから、どうしても食べたいお菓子があることを、最近思い出した。小さい頃、クッキーやビスケットや生クリームやスポンジが大嫌いだったわたしが、チョコ以外に唯一好んで食べたお菓子。

 ビスケットの上側にチョコがコーティングされていて、その間に、オレンジのゼリーのような…マーマレードのような透明なジャムがサンドしてあるもの。

 オレンジとチョコのバランスが絶妙で、クッキーが食べられないわたしも、これだけは、母が買ってきてくれると、我先にと包み紙を開けたものだ。

 お菓子の名前も覚えていないし、ずいぶん前の記憶だから、ひょっとしたらもう売っていない商品なのかもしれない。

 それでも、いつかどこかで出会えるかも…と淡い期待を抱きつつ、今日もコンビニやスーパーのお菓子棚を、ゆっくりとまわる。

 

 そうだ。

 今度母親に聞いてみよう。なんていうお菓子だったか、覚えているかもしれない♪