2004.1.2

 元旦は、父方の祖母の命日。

 毎年恒例のお墓参りに、今年は父の出張があった為、いちにち遅れで出かける。

 年の始まりに家族揃ってお墓参りというのを、わたしはけっこう気に入っている。よく晴れた空の下、パリッと乾いた冷たい空気の中を、みんなで言葉少なにゆっくり歩く、あの感じ。墓石の上でひなたぼっこをしている猫たちを眺めながら、一歩一歩なにかを確かめるように踏みしめる石畳。もう10年以上くりかえしてる、大切な家族の行事。

 この道を、おじいちゃまとも歩いた。わたしをとてもかわいがってくれた、ちょっと気の強い、やさしい目をしたおじいちゃま。

 ふと目をこらせば、ひだまりのにおいのするおじいちゃまの背中が見えるようで、思わず目を細めた。

 おじいちゃま。

 おばあちゃま。

 今年も家族でここにこられました。見守ってくれて、ありがとう。今年もみんなを守ってね。