2003.12.15

 心浮き立つ街に、ひとつ、またひとつ、灯りがともる。

 灯りの数だけ人生があって、その数以上に、想いが飛び交う街。

 凍ったような、冷たい夜空に、耳をすますと、きこえてくる。

 行き場所をなくした言葉たちが、風のように雪のように、かすかにかすかに、さざめく声が。