2003.10.25

 池田昌子さんの語りの会にいく。

 毎年恒例になった、わたしの楽しみ。

 事務所の大先輩であり、永遠の憧れでもある昌子さんのすごさを、あらためて、身震いするほど、実感できる場所。

 だってきこえるんだもの。
 ニワトリの断末魔の悲鳴が。竹林をわたる風の音が。そして雪の音まで。
 みえるんだもの。新吉原を焼き尽す炎が。雨にうたれる白ねこが。そして唇を血がにじむほど噛み締める、おとせさんの悔しさまでも。
 ただ淡々と語るだけの、その空間に。

 語りが、これほど想像力を刺激するものとはしらなかった。5年前までは。
 初めてみにきたときは、その静かな迫力にゾクゾク鳥肌がたったのを、いまでもよく覚えてる。

 ナレーションでも、芝居でもない。聴覚はいうに及ばず、5感にうったえる説得力。こんな語り…わたしもいつか絶対できるようになりたい。

 そして、昌子さんみたいな、素敵な歳の重ね方をしたいな♪(^-^)