2003.10.22

 やっとみつけた、日本の伝統色その弐!

 前回の番傘に引き続き、今回は下駄の鼻緒。深い紫…。紫って淡い藤色から青に近いものまでたくさんあるけど、とても魅力的な色。そして逆に、とても難しい色。

 大学の頃までは、圧倒的にモノトーン好みだったわたし。タンスをあけると、白や黒やグレーばかりが目についた。

 小学生のときも、赤いランドセルより、男の子の黒いランドセルに憧れたし、自由に色を選べる機会がなにかしらあると、女の子が好む赤やピンクを避け、青や水色をまっさきに手に取る子供だった。

 女の子らしさの象徴のような色を身に付けることが、なぜかとても恥ずかしいと思っていた気がする。そういえばスカートも嫌いだったなあ。
 小学生の時は、卒業式にわたしが初めてスカートをはいてきたものだから、朝登校するときからみんなに大騒ぎされた記憶がある。

 最近では、赤やピンクも素直にかわいいと思えるようになったし、モノトーンはさることながら、さまざまな「綺麗な色」にひかれるようになった。もちろん明るい色も着るし、たまにスカートもはく。(いまでもごくたまにだが)

 でもいまだに、自分にいちばん似合う色がわからない。
 いちばんしっくりくる色。
 いちばん映える色。

 深い青も、つややかな赤も、まっさらな白も黒も好き。
 そして優しい藤色も。

 わたしいろは、どんないろ?

 いつか、ハッとするほど品のある紫を、しっくり自然に着こなせるような、しっとりと深みのある素敵な女性になりたい。