2003.10.1
銀座にくると、必ずといっていいほど、立ち寄る場所がある。
「茶の葉」
銀座松屋の地下一階にある、カウンター7席のみの、小さな小さな和の空間。
抹茶、煎茶、玉露…季節ごとの様々なお茶を、季節ごとのお菓子と一緒に味わえる貴重な場所。
8畳ほどの店内は間接照明のみでほの暗く、カウンターを仕切る中央には、やはり季節を彩る枝が飾られる。八重桜、竹、もみじ…やわらかな水音が、耳にここちよい。
今日飾られていたのは、つるうめもどき。百両に似た、赤い小さな実が愛らしい。
注文したお抹茶と、ひと口サイズの練り切りをのせた黒塗りのお盆に、さりげなく、つるうめもどきの小さな枝がそえられる。たとえばこんなさりげない心づかいが、とても気持ちのよいお店。
何度もお湯を足して楽しめるお煎茶に比べて、お抹茶は飲み干してしまったら終り。でもお茶碗が空になると、「お口直しに」とさくら湯をだしてくれる。
ほのかなさくらの香りがやさしい。。塩漬のさくらの花が一輪、白いお茶碗の底で、ふうわりと揺れる。
月明かりに照らされているような店内で、ほっとひとり息をつける、やすらぎのひととき。
…ぜひ、おためしあれ♪(^-^)v