2003.8.30

 お茶のお稽古。

 お濃茶平点前と、茶箱の卯の花。
 いちばん弟子のくせに、いつの間にかいちばん遅れをとっているわたし…(^_^;)

 いつもおもう。
 ひとつひとつを流れ作業にしないようにと。
 こまかい手順や決まりごとには、必ずその理由があるのだと。

 いくら仕事がたてこんでいようと、前の仕事の最中に次の仕事のことをかんがえるのは、ぜったいにやめようと。
 ひとつひとつを、地味に、ゆっくり、誠実に。
 特別じゃなくていい。目立たなくてもいい。普通でいい。それが、「わたし」であれば。

 お茶室に足をふみいれるたびに、そう思い返す。あまりの雑音に、麻痺して流されそうになっている自分に気付いて、グッと踏みとどまる。

 お稽古後、少し遅れての誕生日プレゼントを、先生に渡した。わたしが門下生を代表して選んだ、白地に淡いぼかしの藍染めの帯あげ。

 「覚えててくれたのね」

 はんなりと微笑んだ先生は、とても可愛かった…♪

 この一年に、幸あらんことを!