2003.7.4 25:04

 「詩とメルヘン」の最終号が届く。

 わたしが生まれる2年前に創刊され、中学生の頃から愛読していたこの雑誌に、何度救われなぐさめられたかわからない。
 瞬く間に新しいものが産み出され、次々と変化していくこの世界で、唯一かわらずにゆったり時を刻んでいた。
 いつもピュアで穏やか気持ちにさせてくれた。
 ページをめくる度に、鮮やかイラストや宝石みたいな詩があらわれてドキドキしてた。

 「たからもの」という言葉がぴったり似合う本だった。

 先先月号に、休刊のお知らせを見たときのショックは忘れられない。
 あんなに泣くなんて、自分でも驚いた。わたしにとって、とてもとても、たいせつなものでした。やなせ先生、おつかれさまでした。そして10年間、こころのオアシスでいてくれて、ありがとうでした。

 心から、感謝をこめて。