2003.6.30 24:17

 さっきクックに会った。

 クックは近所でよく見掛ける黒猫だ。のらちゃんではない証拠にきちんと名札をつけてはいるけど、おうちは不明。いつも何か使命感を持って近所をパトロールしている。(気がする)。

 金色の理知的な瞳に、小型犬みたいな大きなからだ、ビロードみたいなしなやかな黒い毛並。そしてなにより、ものおじしない堂々たる立派な態度。もうしびれてしまう。
 わたしは彼が大好きなのだけれど、大抵なにか用事があって急いでいるから(クックがね)あまり相手してもらえない。でも話しかけると必ず返事をしてくれるし、余裕があれば話題をふってくれたりもする。大人だ。だからわたしはクックをみると、ひときわ尊敬の念をもって話しかけるようにしている。彼には気持ちが伝わるからだ。

 今日は珍しく、立ち止まってゆっくりなでさせてくれた。彼は用事があるようだったのに。その証拠にまなざしはとおく、心ここにあらずだったが、それでもクックと少しだけ触れ合えて満足だった。クックには大きな魂の存在を感じる。彼が近所にいるかぎり、ここに住んでいて怖いことは起こらない。そんな確信にちかい気持ちさえある。

 今度あったら、携帯で写真とっていいかきいてみよう。うん。